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慰謝料請求 | 吉利 浩美弁護士

報酬規定の参考例

慰謝料請求

【事案の概要】

既婚者の男性と不倫していたところ、その妻から500万円の慰謝料を請求されてしまった。

男性と妻は離婚するつもりはないようで、男性との関係も1度しかない。

訴訟沙汰にはしたくないので、できれば交渉で解決したいが、支払金額はできるだけ減額したい。

 

 

【弁護士費用】

交渉の報酬基準は次のとおりです。

着手金:20万円〜

報酬金:30万円+減額分の5〜10%

 

相談の事案だと、裁判になったとしても、慰謝料は数十万円程度しか認められないと思われます。

仮に、50万円の支払で合意に成功した場合、報酬金の下限は30万円+22万5000円(450万円×5%)=52万5000円になります。

 

ただ、請求金額が不当に過大であるために減額分が大きくなってしまう可能性があるため、話し合いにより、報酬金の上限を40万円に設定しました。

 

もっとも、仮に裁判上はそれほど高額な請求が認められない場合であっても、相手方が納得しなければ妥当な金額で合意することはできませんので、交渉の見込みについては充分に弁護士と相談するほうがよいでしょう。

 

 

男女トラブルの報酬規程

https://yoshitoshi-law.com/divorce/

吉利 浩美弁護士